【愛知支部】第1回イベント「いい先生ってなんだろう?」2019.05.12
みなさんこんにちは。
最近急に暑くなってきましたね。さらに満員電車がつらくなってきたTeacher Aide愛知支部長のamiです。
5月12日(日)、愛知支部として初のイベント「いい先生ってなんだろう?」を開催いたしました!
今回は、その様子と当日に出た意見をご紹介したいと思います。(プライバシー保護等の観点から画像を加工しています。)
実は開会の時間に、このイベントを後援してくださった「学校の働き方を考える教育学者の会」から内田良先生にお越し頂きました!
会場が名古屋大学だったため、内田先生には沢山のお力をお借りしました。ありがとうございました。
そして本題のワークショップです。今回は4テーマについて、まずは個人で付箋に意見を出した後にそれをグループで共有しました。
今回のテーマは、
①思い出に残っている先生
②先生の尊敬できるところ
③先生の大変そうなところ
④いい先生ってなんだろう
でした!
どれも改めて考えると、結構難しいですよね~。
たくさんの意見がでていますね~
グループで共有しています。
「あ~、なるほどね!」といった声や、笑い声、さらには驚く声など、たくさんの声が聞こえてきました。
次に、出た意見を会場全体で共有するため、発表を行ないました。
参加者全員に発表して頂きました!
このようにテーマごとに色分けしてまとめることで、後から見てとてもわかりやすい模造紙になりました!
それでは、当日出た意見をいくつか紹介させて頂きます。(ここでの意見は実際に参加者が出してくださった意見なので、否定とかはなしでお願いいたします。)
【①思い出に残っている先生】
- こっぴどく怒ってきた先生
- 黒板と会話する先生
- 話をいっぱい聞いてくれた
- 一緒に全国大会に行った高校の先生
- 金髪
- 話の引き出しをたくさん持つ
- 良いところと悪いところを両方言ってくれる先生
- 毎日学級通信を書く先生
- 廊下を走って骨折した
- 毎回実験する理科の先生
- 放課後にセンター試験対策をしてくれた
- 合格報告したらいつも怖いのに嬉しそうに笑ってくれた
- 生徒会活動で生徒の自由な活動を許してくれた
- 歴史の授業で演技を加えながら授業
【②教員の尊敬できるところ】
- 人の生き方に影響を与えている
- 解決を急がずに子どもの成長を優先する
- 卒業後も覚えていてくれる
- 知識量
- 見えないところで頑張っている
- 40人を相手
- 疲れている顔を子どもに見せない
- 残業代なしに近くても働くところ
- こどもに悪口を言われても妥協しないこと
- 愛
- 生徒が寝ていても授業をするところ
- 土日も部活
【③教員の大変そうなところ】
- プライベートがほぼなくなる
- 一人ひとりの現状を理解する
- 勉強以外の教えることが多い
- 生徒や保護者からすると22歳も55歳も同じ「先生」である
- 未経験部活動の顧問
- 業務の範囲が明確でない
- 残業が当たり前
- 期待
- 演じる仕事であること
【④いい先生ってなんだろう】
- いろんな世界を知っている
- 周りにうまく助けを求められる
- 生徒を信頼
- 厳しいけど愛がある
- 人生を楽しんでいる
- 笑顔
- 向上心がある
- おかしいことはおかしいと言う
- 多様なあり方を尊重できる
- 健康
- 子どもが考える時間をつくる先生
- 子どもと一緒に悩んでくれる先生
- 余裕のある先生
- 失敗させてくれる先生
- 授業がわかりやすい
- 自分と違うものを受容する視点を持つ
他にも、ここに紹介しきれないほどの沢山の意見がでました。ありがとうございました!
4テーマを一つずつ考えていく過程で、児童や生徒にとって教員がしてくれたら嬉しいことは山ほどあるけど、先生の時間や体力にも限界があり、すべては叶えられないというジレンマを感じました。その上で、改めて「いい先生ってなんだろう?」と考えることで、今までと違った視点で考えられるようになったのではないかとおもいます。
参加者の方に「来て良かった。」「楽しかった。」「今後も企画してほしい!」とのお声を頂き、今後も継続していくことが大切だと思ったので、ぼちぼち企画していきます。
この日は沢山の意見に触れてみなさんの教育の視点は広がったと思うので、それを現場や、日々の学習など、何らかの形で意味あるものにして頂きたいなあとおもっております。
それでは、今回はこの辺りで失礼いたします。参加者のみなさま本当にありがとうございました。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
(愛知支部長 ami)